山将のこだわり

「こだわり」の豚肉を作る、
畜産農家さんへインタビュー。

「居酒屋 山将」では、「沖縄素材」にこだわる。そんなこだわりの大将が厳選した豚肉の生産者。「農業生産法人 福まる農場」さんへインタビューにいってきました。

手間をかければかけるほど質は良くなる。

そう力強く熱く語るのは、「福まる農場」の崎原さん。個体差、飼料、水の選別、環境。 それらのバランスを融合することで、いい肉質の豚になる。そのバランスは、遺伝子レベルまでに落とし込んだ試行錯誤と、あくなき探究心が生み出した、最高品質。

繁殖、産肉、肉質のバランスのいい三元豚を使用しています。

三元豚とは、3種類の品種を掛け合わせた雑種豚。三元交配豚とも呼ばれています。国内では伝統的に、繁殖性の優れたランドレース種と大ヨークシャー種を掛け合わせた雑種豚と、さらに止雄豚として肉質の 優れたデュロック種を掛け合わせた雑種豚が主流です。

飼育期間は、8ヶ月と通常より長い。

通常は、6ヶ月程度、約110kgで出荷されますが、「福まる農場」では、6ヶ月飼育した後、さらに2ヶ月間かけ、豚1頭1頭の大きさに合わせた飼料や運動の調整をします。
まさに仕上げの仕上げという徹底ぶりです。

飼育期間は、8ヶ月と通常より長い。

豚は意外にキレイ好きなんです。居心地のいい環境で、ストレスなく過ごしてほしい、そういう想いから、豚舎に入るときの消毒は勿論、毎日毎日豚舎の掃除は欠かさない。

更に、豚は皮膚呼吸できないので、体温の調節ができません。夏は水浴び、冬は小屋を作って暖房をかけるなど。予防対策をしっかり行っているため、免疫力も高く、病気にならないよう健康管理を徹底しています。

※水浴びは、体温調節だけではなく、カラダについた排泄物を洗い流すことによって、臭みをとるというメリットがあります。

脂のノリかた、サシ(網目状の脂肪)の入り具合。

通常、脂の融点(脂が溶ける温度)は37度~38度ほど。福まる農場さんの豚肉は、およそ30度という 低さで融けます。早く融けるということは、それだけキメ細やかで柔らかい肉質だということです。

沖縄ならではの、飼育方法。

周囲をサトウキビ畑に囲まれ、のんびりと過ごす。飼料、水だけではなく、豚がストレスのない環境で育つことが一番大事です。

顔の見える生産者を目指して。

豚肉の生産、加工、流通の流れは、畜産農場、加工業者、卸とそれぞれの部門でわかれています。 通常、畜産農家は、畜産のみを行うのですが、福まる農場さんでは、種づけから加工までの一貫体制です。

自分たちが飼育した豚を、加工、卸と一貫して行うことで、私たちに命を与えてくれることに感謝し、 実感し、お客様に自信と責任を持って販売しています。

インタビューを終えて。

「沖縄厳選グルメ専門店-山将」は大将こだわりの「山将仕立商品」を販売するにあたって、 いつもこの命題ともいえる問題にぶつかってきました。
大将がつくるこだわりの山将仕立オリジナル商品に欠かせない食材。 それが、沖縄県産豚肉です。

お客様にとっての安心・安全ってなんだろうか?

どんな工程を経て、私達のもとにくるのか?どんな想いで生産者は飼育しているのか?
「沖縄厳選グルメ専門店-山将」は、作り方だけではなく、生産者にもこだわります。生産者の想いを皆様へお届けし、今まで以上に、素材にこだわり、作り方にこだわる。
そして、安心と信頼をお届けできるよう、精進していく所存でございます。皆様、これからも「沖縄厳選グルメ専門店-山将」を宜しくお願い致します。